08.08.2013

Photography Project – 花火を撮る

08.08.2013

Photography Project – 花火を撮る

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毎年夏、日本各地で花火大会が開催される。
今回は茨城で行われた古河花火大会で写真を撮影した。2万発以上もの花火が打ち上げれられる関東でも屈指の規模の花火大会だ。

打ち上げられる花火の数も多いが、とてもたくさんの種類の花火が打ち上げられ、夜空にたくさんの花が開く豪華な花火大会だった。

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日中の撮影と違い、花火を撮影する夜間は暗い。また花火は一定時間経過すると消えてしまう。これらの状況下でもきれいな花火写真を撮るためのコツを紹介したい。
先ず、カメラは三脚に取り付ける。加えて手ブレを避けるためシャッターはリモートコントロールで操作したい。リモートコントロールが手元になければカメラ内蔵のタイマーを使おう。
次にISO(フィルム感度)。ノイズを減らすためISOはできるだけ低く、今回はISO100で撮影した。F値は8.0以上が好ましい。F値をしぼることにより被写界深度を深くすることにより、暗くてもピントを合わせるのが容易になる。
フォーカスはマニュアルフォーカス。花火が上がり始めたら最初の数発が上がっている間にピント合わせをする。ピント合わせをしたら、花火が自分好みのフレームに収まるようにカメラ向きを微調整する。シャッタースピードは3秒~5秒に設定する。シャッタースピードを長くすることで、光の軌跡を写真に残すことができる。
古河花火大会は1時間以上もの間打ち上げ続けられ、途中大きな歓声を呼ぶ花火も複数あった。素晴らしい光景に見とれる写真を撮らなかった花火もたくさんあった。
花火が打ち上げられる時間が長時間になる場合は途中でレンズを変えたり、撮影の向きを変えてみるとおもしろいのではないだろうか。画角や構図の違いによりいろいろな花火の写真が撮影できる。今回の写真は70mmレンズと24mmレンズで撮影した。

ゲストブロガー:杉浦正範(Masanori Sugiura)
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