13.02.2015

iPhoneで美しいシルエットの写真を撮影する10のコツ

13.02.2015

iPhoneで美しいシルエットの写真を撮影する10のコツ

iPhone Silhouette Photo 09

シルエットは、iPhoneで写真を撮影する非常にシンプルで、最も効果的な撮影テクニックの1つです。

暗い被写体と明るい背景のコントラストが、見る人の目を捉えます。

独自の物語と画像のコネクションを作り出し、写真内にひめられたミステリーをより長く生かします。見る人々に、その写真と彼ら自身のストーリーを結びつけることをさせつつ、その写真の中にあるミステリーから、彼らの注意を長く放しません。

このチュートリアルでは、あなたのiPhoneで素晴らしいのシルエット写真を作成する10のコツをご紹介しましょう。

1. 太陽の方向に向かって撮影する

シルエット写真を作成するキーポイントは、被写体の後ろに被写体を配することです。シルエット写真を作るのに最適な時間は、太陽が低い位置にある時間帯です – 日の出と日の入りがパーフェクトでしょう。

iPhone Silhouette Photo 01

光源の前に被写体を配置することで、被写体を後ろから照らすことになります。 被写体の前にある光量が不足していると、カメラは明るい背景に対して暗いアウトラインとして被写体をとらえます。

2. 被写体の後ろに太陽をもってきて隠す

太陽に向かって撮影する際の問題は、太陽が非常に大きく、明るいエリアを作ってしまい、撮影写真を台無しにしてしまうことです。
また、レンズフレアの問題も起きがちです。レンズフレアが写真にクリエイティブな要素を加えることもありますが、これは往々にして望ましいことではありません。

b3プレ設定でVSCOcamを処理
この問題を回避するシンプルなコツは、メインになる被写体の背後に太陽を直接配することです。 これで太陽に起因するネガティブな効果を排除することができるでしょう。

3. 手動で露出を調整

シルエットを撮影するなかで、被写体が十分に暗く見えず、空が露光オーバー(明るすぎ)になってしまうこともあります。 この場合、画像を暗くするために、iPhoneのマニュアル露光コントロールを使いましょう。

iPhone Silhouette Photo 10

スクリーンをタップして焦点を設定した後、露光を減らすために、単純にスワイプダウンします。 これで画像全体が暗くなり、空は適切に露光し、暗い形もしくはアウトラインまで被写体の露光を減らすことができます。

4. 強靭な形体をもつ被写体を選ぶ

シルエット写真の最高の被写体は、強靭な形体をもつものです。
被写体のシルエットは、明るい背景に対し、対照的な解りやすいアウトラインを描くことで簡単に認識されるのです。

Processed with VSCOcam with b5 preset
人は素晴らしいシルエットを作成しますが、アウトラインに特別な注意を払いましょう。 ポーズや手足の位置は、写真にどのように写るかに大きな違いをもたらします。

5. 背景に注目する

シルエット写真撮影中に特に大切なのは、被写体の後ろの背景に注意することです。 背景にものが多いと、被写体の形がはっきりと目立たないのではないでしょうか。

iPhone Silhouette Photo 08

後ろに広がるのが空だけの場合、シルエットはベストに見えます。
屋外で撮影する際、空に浮かぶ面白い雲の形状は、シルエット写真にとってはかなりドラマティックな背景となり得ます。

6. 低いアングルからの撮影

シルエットの背後に雑然としていない背景を配する最も簡単な方法の1つは、低いアングルから撮影することです。 低姿勢から撮影することで、背景と対する被写体のポジションを変えることができます。

iPhone Silhouette Photo 04

低い位置から撮影すればするほど、被写体の後ろには、空が広がります。 必要とあれば、膝を突いて低姿勢になることや、地面のすぐ上でカメラを構えることを恐れないでください。

7. 被写体にスペースを与える

いくつかの被写体が存在するシーンの撮影ならば、全ての被写体シルエットの間に十分なスペースをとりましょう。シルエットが近すぎると、別々のものとして認識することが難しいからです。

lv02プレ設定を使用してVSCOcamで処理

固定されたものが被写体であり、お互いがくっつきすぎている場合は、右左に何歩が動いて、撮影アングルを変えてみてください。
動体の被写体を撮影している場合は、お互いに十分なスペースがあるときのみ、撮影してください。

8. 動きをキャプチャーする

シルエットの撮影中、シャッタースピードは文字通り非常に速いものになると思います。動体ブレなく、動く被写体をとらえるためです。
動く被写体を撮影することで、シルエット写真はよりダイナミックで面白いものになると思います。

Processed with VSCOcam with x5 preset

動いている被写体を撮影する場合、バーストモード機能を使用し、パーフェクトな瞬間をとらえるようにしましょう。 iPhoneデフォルトのカメラアプリのシャッターボタンを長押しするだけで、連続撮影ができます。

9. 屋内では、光の方向に向かって撮影する

素晴らしいシルエット写真は何も屋外だけで撮影されるわけではありません。 屋内で撮影する際も、光に向かった同じ撮影原理を活用します。

b3プレ設定でVSCOcamを処理

窓や出入口の真ん前、もしくはその他、強力な光源の前に被写体を配するだけです。明るい光は被写体を後ろから寺師、被写体をシルエットにします。

 

10. 後処理でシルエットを強調する

後処理用のアプリにてシルエット写真を編集する際は、シルエット効果を強調できる調整機能を使用しましょう。 これは通常、コントラストを強くすることにより、影部分をより暗く、ハイライト部分をより明るくしてくれます。

Processed with VSCOcam with x3 preset
影部分を明るくする、もしくはハイライト部分を暗くする効果のフィルターや機能は使わないでください。こういったものは、シルエット効果に反する作用をもたらすからです。

Emil Pakarklis

著者について: Emil PakarklisはiPhoneでより良い写真を撮るためのウェブサイトiPhonePhotographySchool.comの創設者です。 iPhone写真を改善したい場合、iPhoneで良い撮影を始めたいと思う万人向けに作られたiPhoneography 101をご確認ください。

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