21.06.2015

野外調査 – IPHONE 6 と6プラス用KLYP+テストキット

21.06.2015

野外調査 – IPHONE 6 と6プラス用KLYP+テストキット

これまでスマホのカメラは「娯楽」写真用と言われてきましたが、この概念にも関わらずスマホカメラは発展し続け、プロの撮影に使用されるようになりました。

特筆すべき例として、トップクラスの写真家が画像を捉えるためにスマホだけを使用したり、WorldPressPhotoやSony ワールドフォトグラフィーアワードなどの世界クラスの写真コンテストにスマホによる画像が出品されることがあります。

それだけではありません。カメラ製造会社は娯楽および専門ユーザー向けスマホカメラアクセサリーの開発に対応しつつあります。
これらのブランドの1つにManfrottoがあります。 Manfrottoは、すでに優れたカメラを搭載するiPhone用に専門家向けのアクセサリー、特に撮影の安定性を改善するカバーと追加レンズシリーズの販売を開始しました。

このアイデアに興味を覚えた私は、 iPhone 5カメラ専用アクセサリーによる野外調査を始め、現在はiPhone 6で調査を継続しています。

調査を始めた理由のひとつに、私はソーシャルの目的だけではなく、真の専門的な写真プロジェクトにiPhoneを使用し続けていることがあります。
スマホの技術的な限界に挑むことは私にとって重要な課題です。 (以前のiPhoneモデルに同様の製品を製造した) Manfrottoはこの調査に多大な支援を提供してくれました。

Manfrotto_テスト-1

テスト用(そして私が現在でも使用し続ける)テストキットは以下から構成されています。

ブラック保護カバー
LED ライト
広角レンズ
3X 望遠レンズ
偏光レンズ

これらのアイテムはManfrottoカメラ製品を販売する店舗またはManfrotto ウェブサイトのストアで直接購入できます。

広角レンズと望遠レンズを写真撮影に使用することにより、iphone 6 ソフトウェアを調整することなく、野外プロジェクトをスムーズに実施できます。

Manfrotto_テスト_写真-1

Manfrotto_テスト_写真-2

レンズは金属縁のあるガラス製で、頑丈かつ高品質です。

レンズキャップはレンズにぴったりフィットし、使用する瞬間に簡単に外せます(フロント・リヤともクリップオンラバーキャップ)。

まずiPhoneをLEDライトと一緒に三脚(私が長年愛用するManfrotto 190XProBは撮影に欠かせない三脚です)のマウントに取り付けます。これにより撮影の安定性が大いに向上します。
またカバーの一部に含まれるネジ式アダプターも使用できますが、これはiPhoneに角度を付ける緊急用スタンドとして利用した方がよいでしょう。

Manfrotto_テスト-2

とても丈夫なカバーはスマホスタンドへの迅速な取り付け、取り外しに利用できます。レンズのネジ式アタッチメントの部分はプラスチック製ですが、高品質のため何度レンズを取り換えても摩耗した形跡がありません。

Manfrotto_テスト-3

レンズも非常に優秀で画像品質を損ないません。撮影後の制作プロセスでも品質の改善は明らかです。
市場にはスマホ向けのレンズが多数ありますが、アタッチメントシステムとレンズ品質において、(私が使用した製品の中で)これ以上満足させてくれるものはありませんでした。

詳細

広角レンズは光学と物理現象のために樽形ひずみが起こりがちですが、Apple App Store で見つけられるアプリを使用すれば解像度を損なうことなくこれを克服することができます(私は通常Photoshop Touch)を使用します。

Manfrotto_テスト_写真-5

(仮想)角度は130度あり、通常の仮想角度35mmのiPhoneレンズよりかなりワイドです(同様の35mm上の15mmとの比較)。

3Xの望遠レンズは画角を38度(仮想)に狭めるため、焦点距離が80mmから85mmになり、ポートレート写真や歪んだ物体をカットする写真に最適です。 このため、iPhoneにデジタルズームを使用して得る焦点を達成しながら、解像度を損なわないという利点があります。

Manfrotto_テスト_写真-8

偏光レンズは乱反射光を大幅にカットし、風景撮影で明るさを保ちながらコントラスト比を増加させます(市外の開けた場所-山、野原、日没、日の出、その他光線が直線ではない状況に効果があります)。

SMT LED光源はLED照明3個から構成され、合計輝度が225ルーメン(60W の光源と同等)です。バッテリーを内蔵するとためUSBアダプタ(キットに含まれます)で充電でき、35分間使用できるとのことですが、使用したい時だけオンにすれば45分ほど使用できます。

Manfrotto_テスト-4

私にとって一番良い機能は、3個のLED照明を電力ボタンを押す回数によって3通りの電力設定に調整(輝度要件に従って調整)できることです

結論

得られた結果(私は品質よりも画像コンテンツを重視しましたが)は驚くべきものでした。

標準のスマホフレームは3:2ですが、私はソーシャルネットワークの画像フォーマットには正方形を好みます。そのためコンテンツ表示に常に白色のフレームを挿入して正方形のフォーマットにします。 白色フレームを挿入しても追加レンズは解像度を損ないません(低光の状況で元のレンズを使用すると、解像度が損なわれることがあります)。

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iPhoneを使えばおかしな写真を撮ったり、(ヨーロッパの国々の首都での週末などの)旅行中、首から重いカメラを吊るしながら撮影することもなく、スーツケースに他の物を入れられます。 しかしiPhoneはそれだけではなく、App Storeに存在する多数のプロ向け画像アプリやManfronttoのキットを利用して専門的な写真を撮ることもできます。

Manfrotto_テスト_写真-10

私は通常、iPhoneの容量を使用しなくても済むようにAdobe Cloudと併用できるPhotoshop Touchを使用しています。

Angelo Ferrillo

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