05.09.2012

これが私です ― ドキっとする1枚

05.09.2012

これが私です ― ドキっとする1枚

毎週、心理学者がさまざまな Facebook プロフィール写真を分析します。今週は「ドキっとする1枚」です。

この記事の英文タイトルは「Mind Bending Shot(ドキっとする1枚)」ですが、辞書の定義によれば「理解し難く、複雑で、思いもよらない」写真のことです。しかし、このようなイメージは、見ている人自身が何を見ているのかはっきりと理解できていなくても、強く引き込み、考え込ませてしまうものなのです。

すばらしいサイエンス写真という見方もできるでしょうが、刺激的でおもしろく、とても遊び心のある写真とも言えます。人によって反応が異なる写真の1つなのです。「新しい生命」と考える人もいれば、目の画像、子供のシャボン玉、クラゲのように見る人もいるのではないでしょうか。

さまざまな反応があるでしょうが、概して自分の考えを他の人たちとシェアしたいという反応を引き起こすでしょう。これは共有されることを意図した写真であり、実際の画像それ自体のシェアというよりも、その画像に関する独自の考えや他者との見方がいかに異なるかという考えをシェアすることです。つまり、一人ひとりがそれぞれ、少しずつ異なった反応をすると思われるのです。

この写真を投稿した人は、意見の交換や思索、熟考を喚起しているわけですが、興味をそそられるアート作品と同じように、それほど理解し難さや複雑さがあるわけではありません。

 

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