12.09.2013

ストリートフォトをさりげなく撮るための、3つの確実で簡単な方法

12.09.2013

ストリートフォトをさりげなく撮るための、3つの確実で簡単な方法

Tuto 2 - Homepageご覧になっている、熱心な写真撮影好きのみなさん、こんにちは!

マンフロット Imagine Moreにて、この記事を書くことができて、ドキドキしています。.今回のテーマは「ストリートフォトをさりげなく撮影:素晴らしい結果を得るための3つのテクニック」です。今回は、より簡潔にしてみようと思います(できるかな???)。前回は長すぎたので..。
さて、何時間も撮影し、被写体撮影を止められない私が、一般的な写真撮影やストリートフォト撮影で言えることがあるのでしょうか:写真撮影のアイデアにまつわる質素な私のブログは、開設してから2年もたっていませんが、すでに300以上の記事があります… おしゃべり的なものも多く含まれはしますが、それに加えてクリティカルなアイデアもいくつかあります(どの部分なのか、見当がつくと良いのですが?)

これらの長い記事には、他にも理由(もっと重要な理由です)があります。あなたが知る必要のあり、他人から教えられた非常に効果的なテクニックを明らかにしないというのは、自分の役割を果たしたことにならないといったことです。ですから、順序だてて、皆さんとシェアしたいと思っているのです。(読者の皆さんが私と同じであることを願っています!是非、写真撮影が好きなお友達にも教えてあげてくださいね)

今回は、このチュートリアルを読んだすぐ後に実践できるような、新しくて、具体的で且つ実用的なものすぐに結果が得られるもの)と共に、ストリートフォトについてお話します。
これまで、“Forget the blah-blah-blah and boring seminars”, “good times and amazingly helpful and fun tips”(英語版をご参照ください)といった記事をこのManfrotto Imagine Moreで掲載しましたが覚えていらっしゃいますでしょうか?
先日の” Street Photography: the method for achieving beautiful, spontaneous portraits!”(英語版をご参照ください)に続き、本日は、ひっそりと、美しいストリートフォトを撮影するための、3つの具体的なテクニックをご説明します。(というのも、今のところ、私以上に写真を撮る際に気弱になる人が存在すると思えるからです – でも、ご安心ください。私も、最初に何かを始めるときは、とても気弱なんです。)

テクニック1:カメラをお尻のあたりで垂直に構え(もしくは胸のあたりで水平に構え)、スナップを撮影する

このテクニックは誰かを怒らせることがあるかもしれません。しかし、ハノイでのお昼休憩に、実際に多く試されたものです。(気が乗らず、最低限の努力しかできませんでした)。
ですので、そう、本当なのです:このテクニックは、全く科学的ではありませんし、正確性もありません。ですので、ピンボケや構図がずれた写真がたくさん撮れます…しかし、いくつかは驚くべき素敵な写真も撮れると思います。

基本はシンプルです:

  • ストロボ無しの自動モードにカメラをセットしましょう(慎重に行いましょう。撮影対象が警戒する不用意なストロボで、自分の意図をさらけ出すのは恥ずかしくないですか?)
    • 一眼レフをお持ちなら、広角レンズ私の場合、APS-C機に18mm-24mmレンズを装着、18mmで撮影)を選びましょう
    • プロのフォトグラファーなら、ストロボ無しの自動モードから、ピントが合った部分を増やすために絞り優先モードでおおよそF5.6/F8に設定しましょう(ハイパーフォーカルにするアイディアです)
    • カメラ横イチを胸の高さにセットするか、身体の右側に沿ってセットお尻から太もものあたり)しましょう
    • 通りをランダムにうろつきながら、思う存分スナップするか、おもしろいと思うシーンに出会ったとき全てをスナップしましょう… Let luck by your guide(レンズをのぞいていないので、対象を見ずにランダムにシャッターを切りましょう)

Tuto 2 - Photo 1

(このテクニックを駆使して撮ったお気に入りの写真がこれです!)

Tuto 2 - Photo 2

(このショットでは、このサイクリストに撮っているという疑いをもたれたのではと思います…)

テクニック2:液晶モニターを活用しよう(特に、調整可能なら!)

調整可能な液晶モニターについては、ここ数年、低価格帯のカメラを使った撮影で最も革命的なツールだと思っています。(最近のタッチスクリーンの電話と同等とも思えるほどです調整可能なモニターが単なるガジェットと語っている人は、本当は間違っていますそういった機種を自分の手にするチャンスがなかった可哀想な人たちなので、それを使ったことすらないのでしょう。それだけのことです

調整可能なモニターは、下記のことができる、二重の利点があるのです:

  • オリジナルの視点と、モニタービューのアングルでの撮影が可能
  • ストリートで(もしくは家族写真の撮影でも完璧にひっそりと撮ることが可能

調整可能な液晶モニターの実用性を確信していたので、新しいカメラを手にいれようと思ったとき新しい一眼レフカメラが欲しかったのです)、最初はセミプロモデルにアップグレードしたかったのですが、結局、アマチュアフォトグラファー用のカメラにしました。というのも、そのカメラには、調整可能な液晶モニターが付いていたからです(最初に手に入れようと思っていたセミプロカメラには付いてなかったのです)。

Tuto 2 - Photo 3

(各々のメーカーから発売されている、こういった機能をもったカメラの例です:Nikon => D5100, Canon => 650 D, Sony => Alpha SLT A57, Pentax => K-30 )

そうですね、私の意見は、”マーケティング部の人が、みんなに考慮に入れてほしいこと”(アマチュア vs エキスパート vs プロ)に影響されているわけではありません。

私は、このアマチュア用のカメラで、調整可能なモニターを使って撮影したショットが、調整可能なモニターが付属しないセミプロ用のカメラで撮影したものより面白いものになると確信しています。

(とはいえども、友達のフォトグラファーが、私の考えを変えるためにフルサイズのニコン D800やキヤノン 5D Mark III を貸してくれようとしているなら、テスト使用くらいはしなくちゃいけないでしょう….)

今日まで、自分の選択したものについて残念に思ったことは一度もありません

一秒たりともです!そして、いくらかお金も節約できました

調整可能なカメラのモニターを使用すれば、以下掲載の2枚のような写真を撮ることができました(どちらの場合も、被写体に気づかれることなく、至近距離に接近できたのです・・・あなたも同じような結果を得ることができるでしょう)。

Tuto 2 - Photo 4

(この商人は、パラマリボのマーケットで新聞を穏やかに、楽しそうに読んでいました)

Tuto 2 - Photo 5

(スリナムでのある晩、この若い女の子たちのグループがわいわいと会話するさまを捉えました)

テクニック 3:人が通り過ぎたり、待ち合わせしている場所に立ち止まる

これは、Street photography: the method to achieve beautiful spontaneous portraits! の中の“Good things come to those who wait” で取り上げたアイデアのバリエーションです。

このアイデアは、効果的でかつ、簡単にできる、面白い写真が撮れます!

それでは、試してみましょう:

  • 素敵なセットや背景、自分のロケーションに最適のスポットを見つけましょう。(パリにある上品なタウンハウスの門、地元の言語が書かれた建築物、落書きのある壁など
  • 魅力的な背景に身を置き、フレームを構えましょう。
  • 何かが起こるまで待ちましょう。自分の真ん前を通りすぎる被写体を待ち、シャッターを切りましょう撮影を始めるのです!

(ルアンプラバンルアンプラバンにて。この背景は、理想的です。)

(私がすることと言えば、お坊さんたちが通るのを待つことだけです!)

(ラオスにある橋 看板に何が書いてあるのかさっぱりわかりませんが、このシーンは素敵だと思いました。)

(バイクがびゅんと通り過ぎるのを待つばかりでした!)

はい、これで本日のチュートリアルはお終いです(そして、簡潔にまとめられませんでしたねすみません

このような”さりげなさ”のテクニックを難しく感じる人もいることは理解しています(撮影される人の肖像権について考えるでしょうから)。
ですので、この記事のでのテーマについてある程度まで説明するというよりも、私のブログ(仏語)で読んでいただくことをお勧めします。私のブログでは、そういった疑問に対する私の初期の回答をご覧いただけると思います(私は、自身の素直な意見を述べています):Street Photography: are your photos “dishonest or immoral”?

最後になりましたが、あなたが控えめな性格の1人だとしても、この3つのテクニックは、ストリートフォトのジャンルをスタートさせるひらめきをあたえるものと、Manfrotto Imagine Moreのチームと私も期待しています(とにかく、写真撮影では、練習が何より大切ですから!

そういったわけで、今週は、カメラを準備し、お昼休みには外に出てこの3つのテクニックを使って撮影してみましょう!

撮影後は、こちらにコメントを送って、あなたの体験をシェアしてください(シェアしたい写真があれば、よりいいですね)

来週は、ストリートフォトの新しい記事でお会いしましょう。素晴らしいストリートフォトを撮影するための、見逃すべきでない3つのロケーションをご紹介する予定です。
この記事を読んでくださったみなさま、また、SNSでこの記事をシェアしてくれたみなさまに、感謝します。

 

Maïeva Voyage

Maïeva Voyageさんは、プレゼントとして一眼レフをもらい、たまたま4年前に写真撮影に目覚めたアマチュアフォトグラファー です。それ以来、彼女の人生ががらりと変わりました。
彼女は写真撮影テクニックを、とりわけベトナム、ハノイのフォトクラブで磨きました。
それからというもの、Photo-tuto.frにて、自分の友達やお気に入りのフォトグラファーの著者(素敵なユーモアとリラックスした雰囲気を持つ)からピックアップした秘密も含め、女性の写真撮影に関することをブログに綴っています。ブログをアップデートするのに忙しくない時はいつも、友達や家族にポーズをとらせたり、写真について語ったりしています。
Maïeva Voyageさんは、9月のゲストブロガーです。
彼女のブログは こちら 
彼女のfacebook こちら 
彼女のtwitterこちら 

 

Top
Our Brands