13.12.2013

続ける勇気

13.12.2013

続ける勇気

instagramで人生が変わった…
というと大げさに思われるかもしれないけど、これはほんとのこと。

私は子供の頃から、熱しやすく冷めやすい性格で多趣味といえば聞こえはいいけれど長続きしないダメなタイプ。
趣味だけに限らず、SNSもそう。昔流行ったmixiもFacebookもブログも…とにかく長く続けることができないでいる。
けれどもinstagramだけはもう3年続いている。
ふと、なんでなんだろう?って考えた。

・趣味である写真に関している
・LIKEという目で見える形で反応がある
・好きな画像(写真)を簡単に自由に作れる
・自分のスタンスを貫ける

いくつかの要素がうまくマッチしているから、飽きもせず続けられることに気がついた。
けれど一番の理由ってなんだろうか?
何が私をこんなに突き動かし、集中させるんだろう?
それは先にも触れたけど、やはり「LIKE」に関わっている。

ものを作り上げるクリエイターにとって、見てもらえる、認められる、ということはとても大切なこと。
それがLIKEというアクションによって、スピーディに目に見えることがモチベーションをあげたのだと思う。

3年前の私の作品を見るとLIKEは5個だった。それはフォローしている人の分だけ。その後、他の人の写真を見てフォローしたり、LIKEをつけたりしていると、フォロワーもLIKEも日に日に増えていき、instagramを始めて1年で1,000 LIKEを超えた。2年ちょっと前のことだ。とても嬉しかったのを覚えている。
その頃にはどんな画像をupしたらLIKEが多く付くか、把握しはじめていた。
色が鮮やかで美しい!と思わせること。
どうなってるの?不思議!と思わせること。
そしてそのテーマを一貫して守ること。

私の場合、昔からほとんどモノクロをupすることがない。これは私の好みだから、他の人には上のセオリーは通用しないかもしれない。(多数ある画像の中から目を引くのはやはりカラフルで鮮やかなものであると思う。)
私をフォローしてくれているたくさんの人たちは、そうした私自身が好きな画像を見て私をフォローしてくれているわけだ。
だから、突然私が動物や料理の画像をupしたら「いつもと違う、どうしたんだろう?」と思うだろう。
自分のフォロワーは自分のファンであると考え、大げさな言い方をすればファンを裏切らない画像をupすることでLIKEの数を安定させるというわけである。

こう書くと、LIKEのために撮るなんて…と思われるかもしれない。
でもそれは違う。
本当に自分の好きなものを貫くだけでいい。
コツコツ続ける事で好きなことが極まり、ファンも増え、LIKEが増え、自信がついて、モチベーションが上がるというサイクルが出来上がるというわけだ。
私はそれをしてきたことで、こうして皆様にコラムを読んでもらうことができている。
これが、私の人生を変えたと言わないで何というだろう?

Wacamera
wacamera.com

職業カメラマン。instagramをはじめて3年。instagramでは大好きなシルエットを中心にイメージからくる加工を施している。加工はiPhone、iPadのみ。主にカメラ仲間と撮影に行くことが多く、来月は海外へ撮影旅行予定。

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