20.02.2014

落ち着いて被写体と向き合う: iPhone® × KLYP+

20.02.2014

落ち着いて被写体と向き合う: iPhone® × KLYP+

KLYP+のレンズやLEDを装着して、iPhone写真の幅を広げよう。

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KLYP+によってiPhoneographyは格段に進化する。
この製品を使用することによって、落ち着いて被写体と向き合うことができるからだ。しっかりとiPhoneをホールドでき、ストラップも装着できるKLYPケースは、足場の悪いところでも撮影に集中できる。水辺や高いところで「iPhoneを落としたらどうしよう」とヒヤヒヤしながら撮影することはこれでおさらばだ。
万一アスファルトなどに落下させても被害は最小限に食い止められることに違いない。「被写体に集中できる」というだけで素晴らしい写真は約束されたようなものだ。

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前回、フィッシュアイ、ランドスケープ、ポートレートの3種類の素晴らしいレンズについてお話ししたが、最近は、iPhone 5sに付けたKLYP+にレンズが装着されていない時はないくらいだ。特にランドスケープレンズは使い勝手がいい。
日常的に装着してスナップや風景撮影に使うことをオススメする。iPhoneの画角では少し狭い場合や、もっとワイド感を出したいケースは多々あるだろう。そんな時にひと味違う作風を出せるのだ。またフィッシュアイは効果を上手く使って被写体の印象をガラリと変えて迫力を出すことが可能だ。

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雪が積もった雪原をランドスケープレンズで、ワイド感出して撮影。iPhone単体では出せない開放感を演出することができる。

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風景だけでなく狭い建物の中でランドスケープレンズは活躍する。引きのない場所でも空間を広々と見せてくれるからだ。

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地下鉄のプラットフォームに下りるエスカレーターでフィッシュアイレンズを使用。トンネルと魚眼効果が相乗効果を出して面白い絵になった。

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夜のチャペル。柵越しにフィッシュアイレンズをつけて撮影。ライトアップされた建物とデフォルメされた柵が印象的な雰囲気を作り出した。

KLYP+に直接装着して持ち歩けるLEDライトも撮影に大いに役立つ。縦位置でも横位置でも、被写体方向でもセルフィー方向でも、自由に装着できるLEDライトは3段階に光量調節可能だ。暗い時だけでなく、明るい時に補助光として使うと写真に深みを与えてくれるはずなので試してみよう。

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LEDライトをモデルの右手より照射。目に効果的なキャッチライトを入れて生き生きとさせた。三脚アダプターを使ってPIXIなどに装着してもいいし、テーブルなどに直接立てて照射することもできるので便利だ。

iPhone Photographerならば、まずはKLYP+を手に入れて撮影してみて欲しい。3種類のレンズとLEDライトは撮り手次第で写真の質を大きく変えてくれるはずだ。このセットがポケットにスマート収まるのがなによりも素晴らしい。KLYP+は軽快なフットワークをスポイルしないiPhoneographyのコンパニオンとなる存在だ。

三井公一:
1966年、神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。iPhone®で独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されている。iPhonegrapherでもある。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。著書にiPhoneで撮影した写真集「iPhonegrapher – 写真を撮り、歩き続けるための80の言葉」、「iPhone フォトグラフィックメソッド」がある。
マンフロット主催の「iPhoneographyコンテスト」では、審査委員長も務めた。
HP:   sasurau.com
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Twitter:         @sasurau

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