写真を始めたばかりなら、どんな写真が好きでどんな写真が嫌いかを知る機会もあるでしょう。しかしながら、どうしてそうなのか、はっきり解らないのではないでしょうか – でも、OKです!
写真撮影の基礎は、最初はなんだか不思議に感じるかもしれませんが、簡単な撮影時の基本を習得すれば、すぐに画像の質の大きな違いに気づくようになるでしょう。以下が、素晴らしい写真を撮影する基礎事項のトップ4です!
1. より近づきましょう。もっと近づきましょう。再び近づきましょう…
私が写真撮影を初めにスタートした際、最高のレッスンの1つが、写真撮影の先生によって1分間で教えられました。カメラを手に取り、好きな写真を準備し、それを撮影するようにいわれました。そして被写体に近づき、再度撮影するように言われました。さらに近づき、再び撮影するように言われました。そして写真のほとんど全てが近づけば近づくほど、より良くなったのです。
被写体により近づくことは、自身が見てほしいものに対して、見ている人の注意をよりひくことができることを意味する場合があります。もちろん、より広角なシーンをとりたいというのであれば、それも素晴らしいでしょう!しかし、大抵、写真を始めたばかりの人は、被写体に少し近づいてみることから始められるでしょう – 足で近づいてズームしましょう…撮影する画像は、より良くなるでしょう。
2. 自然光
以前、自然光での撮影のメリットを説明したことがありますが、最も美しい結果が出るなら、再度、ご説明したいと思います!
ポップアップ型のストロボ光よりも、自然光の方が、一般的に、よりよく見せ、より素晴らしい雰囲気を与えます。ですので、可能な限り、ストロボをオフにし、光量が少なければしっかりとしたもの(もしくは三脚を使いましょう)にカメラを載せれば、画像はそうすることでより良くなります!
3. 3分割法
非常にシンプルな方法です。画像を目に心地よく見せるためには(議論の対象にはなりますが)、3分割で構成されるべきです。水平線があれば、フレームの3分の1の上部または下部に置くべき、ということを意味します。同様に、メインの被写体は、画像の中心を外して置くとよいでしょう。
写真撮影の全ての“ルール”のように、これは挑んでみることができるでしょう – フレームに真ん中の被写体を配置するのには、非常に労力を要します… 私からのアドバイスは、両方の方法で撮影することです。結果を見て、どちらが好きか判断しましょう – すぐにある配置パターンが、他の配置パターンより好きなことに気づくでしょう – それは、悪いことではありません 🙂
上記の写真は、3分割法に則ったもので、被写体は、画像の左1/3に配置されています。 クレジット: Adrienne Pitts
上記の写真はそうではありません – 被写体はフレームの真ん中に配置されています。どちらがより目に心地よく感じられますか?そうですね、それは人によります! クレジット: Adrienne Pitts
4. 強みとして、被写界深度を活用
初の一眼レフカメラをちょうど買ったところでしょうか、もしくは、しばらくそれで撮影しているかもしれませんね – どちらにしても、レンズの絞り値は、あなたの友となるでしょう!絞り値の数値は、少し不可解に感じるかもしれませんので、その数値を簡単に見る方法を以下にご説明しましょう。
1.8のような小さい絞り値では、フォーカス範囲は非常に狭くなります – フォーカスの部分に向かい、ボケを作ります。これは、被写界深度と呼ばれるものです。F1.8のように被写界深度が浅い数値を使えば、見せたいものに目を惹きつける – それが被写体であれ、ポートレイト撮影時の人の瞳であれ – のに適します。
f16のような、より大きな絞り値を使えば、撮影画像はシャープにフォーカスされるものとなり、広角のシーンや風景に適します
被写界深度を視覚化する助けとなるのが handy graphic です[出典元: 不明]。
絞り値で画像の雰囲気をリアルにコントロールできるのです – ですので、出かけて、そこで試して遊んでみましょう!
キャプション:f10の絞り値で撮られた写真です。ワイドフォーカスで、幅広い範囲で焦点があっているものになります。 クレジット: Adrienne Pitts
キャプション: この写真は、f4.5の絞り値で撮影されました。メインの被写体をシャープに、背景をボケで表現しています。 クレジット: Adrienne Pitts
この記事が、私のManfrotto Imagine Moreでの最後のものになります – 私のちょっとした撮影アイデアやトリックを皆さんとシェアできて本当に楽しかったです。どうもありがとうございました。私が何を撮影しているかは、下記のリンクからご覧いただけます!
Adrienne Pitts
著者について: Adrienne Pittsは旅行、ポートレイト、ライフスタイルフォトグラファーです。ニュージーランド出身ですが、現在はロンドンに住んでいます。 –沢山のエキサイティングな旅行に行ける、この街が彼女は大好きです…
ウェブサイトはこちら: www.adrienne.co.nz、tumblr: www.adriennepitts.tumblr.com、
彼女が世界のどこにいるかはInstagramにて: www.instagram.com/hellopoe