10.06.2015

都市の風景写真7ヒント

10.06.2015

都市の風景写真7ヒント

イタリア、ジェソロビーチの高層ビル

風景写真といえば、普通パノラマ的な景観や山脈や海上の見事なサンセットを思い浮かべることでしょう。 道路や高層タワーなど都市環境を思い描く人はあまりいないでしょう。

しかしそれは間違いです。

大多数の人が優れた風景写真を撮影するにはエキゾチックな場所に行かなくてならないと考えています。 実際には風景写真を撮影する機会は都会にもふんだんにあります。 以下は都会を撮影する際、最適な画像を捉えるための7ヒントです。

  1. 夕暮れと夜明け

イタリア、ジェソロビーチの高層ビル

何度も繰り返しますが、通常思い浮かべる風景写真(山、谷など)で最も重要なのは光です。良い写真を撮影する最適な時間帯は夜明けや日没直前の夕暮れです。 この二つの時間帯は、太陽が地平線のすぐ上にあり、地球の雰囲気の多くの層を射るために光の属性が撮影に理想的です。

都会の風景にも同じルールが当てはまりますが、この条件はさらに重要になります。 街や都会の一日のピーク時は早朝にはほとんどない混乱に満ちています。ニュース報道には適しているかもしれません。 柔らかい暖かい陽光がビルの窓ガラスに反射され、人気がない通りは、爆発寸前の雰囲気を画像を与えます。

この組み合わせは日没の夕暮れにまた訪れます。 ゴールデンアワーに始まるオレンジの光は道路やビルに反射し、最高の瞬間はブルーアワーが始まる時に訪れます。 ブルーアワーは日没の直前の瞬間で、特殊な雰囲気が醸し出される時間です。都会に人口照明が灯り、空が強烈な青さで輝きます。

良質な三脚とスローシャッターを使い、あなたの創造力を最大限に発揮してください.  

  1. 大局的な視野から詳細を撮影する。

ベニスのモノクロランプ

自然の風景と同様に、私たちは都会のビルや有名な建築物にその広大さやサイズをハイライトする構図や視点を探しがちです。

これは間違いではありませんが、平凡でありふれた写真を撮影しがちです。 独特な画像を創造するには、小さく考えて焦点を詳細に当てます。 このテクニックの効果はいろいろなコンテキストで観察することができます。例えばシンプルで独特な性質を持つベニスの街灯をご覧ください。

  1. コントラストを探す

空に飛ぶカラフルな風船

コントラストを作るということは、太陽が最も強烈な時に「明暗対照」が生じる瞬間まで待つことではありません。

都会の風景でコントラストを作るというのは、あなたの故郷や訪れた都市で、お互いに全く共通点がない写真の被写体や建築要素がコントラストを作り出すことをさします[W1]。

例えば古い教会がウルトラモダンな高層タワーに囲まれていたり、荒廃したビルの隣に豪華で瀟洒なビルが立ち並んでいるような写真です。

目的によっては子供が老人の隣[W2] に座っていたり、乞食が高価なストアの前でたたずむ写真などに応用することができます。

都会の環境はコントラストを見い出す絶好のコンテキストの1つです。

  1. 色彩に注意する

写真 4

街や都会はダイナミックでコントラストが存在するすばらしい特徴があります。一見グレーやニュートラルに見える色は実際にはさまざまな色彩が含まれています。

これらを分離して画像の中心イメージにするには望遠レンズが必要です。

  1. エネルギーを捉える

空と河と夜の都会の風景

早朝と深夜を除いては街や都市は混沌としています。 この特徴は秀逸な都会の画像を捉える上で有利になります。

画像に活動で忙しい人々を被写体として含みましょう。 これには口径をかなり絞り込み、(ニュートラルフィルタを用いて)非常にスローなシャッタースピードを使います。 このようなショットでは人々が歩いた後に光の跡が残り、人間と環境がインタラクションを行う画像を得ることができます。

  1. 変わった視点の選択

写真 6

私はベニス郊外に住んでいますが、ベニスはご存じの通り、世界で最も撮影された都市の1つです。 それでも私は機会があればベニスに行き、新奇で独自な写真の撮影を試みます。

しかしこれほど撮影された場所で革新的で独自な写真を撮影するにはどうすればよいでしょうか。

実際にはとても簡単です。この市で最も雰囲気があり、特徴的な場所の1つへ行き(ホストカードを見れば、それがどこだかすぐに分かるでしょう)、大半の観光客が写真を撮影する場所を確認します。

終わりましたか?では独自の写真を撮るには、観光客が撮影に使用した場所と視点を避けて撮影してください。

難しいですって?もちろんです! しかし面白く新しい視点を発見できれば、独自な画像を得られるはずです。

  1. 構図

ストーンフェイス

都会の風景写真の構図ルールは、従来の風景写真のルールと同じです。 クローズアップできる要素を探すか、雨の日の反射を利用するか、構図段階で黄金比(または三分割法)を使用することです。

結論

7ヒントの全てを守って都会の風景写真を撮ることはお勧めしません。 週数回、街にでて1ヒントを1度ずつ試し、ゆっくり始めてください。

時間が経つにつれ結果が簡単に得られるようになり、2~3週間内に明らかな違いがみえるようになるでしょう。

Alessio Furlan

フリーランスフォトグラファー、写真コーチ、著者兼ブロガー。

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