Manfrotto Imagine More 横浜港湾夜景

23.07.2015

タイムラプスで夏の想い出を撮る

23.07.2015

タイムラプスで夏の想い出を撮る

1. サマリー

時間の経過を撮ることができるタイムラプス。写真で撮れる一瞬ではなく、時が経過することで見える美しさを撮るためにぜひ試してみたい撮影方法だ。夏休みの思い出の景色をタイムラプスで撮ってみてはどうだろう。

タイムラプスで夏の想い出を撮る サマリー

Manfrotto Imagine More 横浜

2. タイムラプスとは

写真は、レンズを通してシャッターが開いた瞬間の世界を撮影するもの。タイムラプスは「時間の経過」を意味する英語「time lapse」を由来とし、一定間隔で何百枚から何千枚もの写真を撮り続け、それらの写真を順番に表示することで作れる。

最近発売されているデジタルカメラにはタイムラプス機能が内臓されているものが多い。また、iOS8のiPhoneにもタイムラプス機能が組み込まれている。

3. タイムラプスで撮りたい光景

仕事を終えて帰宅する時に綺麗な夕焼けにはっとさせられたことはないだろうか?また、休日に眺めの良い山や、海にに行った時、初日の出の絶景に感動したことはないだろうか?

わたしはそのような時、常時持っているカメラでその光景を撮影する。しかしその都度思う。わたしが感動した光景を見る前から、そこにはその素晴らしい光景があり、わたしが写真を撮った後にもその光景は刻一刻と変化していると。そして、その変化を撮りたいと強く思った。タイムラプスはまさにその美しい光景の変化が撮れる撮影方法だ。

4.  タイムラプスはどうやって撮る?

  1. 先ず場所を決める
    先ず撮影する場所を決める。気に入っている夜景スポットや、眺めの良い展望スポットなどが良いと思う。三脚を置ける安定したスペースも必要だ。地面がぬかるんでいたり、誰かが通りすがって動いてしまうようなスペースでは、綺麗なタイムラプス作品を撮ることができない。今回は横浜の赤レンガ倉庫を右手前にして、背景にランドマークタワー、大観覧車コスモクロック21 、パシフィコ横浜など横浜でも有名な建造物が入るようにした。
  2. 事前に場所を決め時間に余裕を持って準備する
    夕焼けや日の出などは、撮影するタイミングが重要だ。綺麗な光景が広がっているのに撮影が開始できない状況を避けたいのであれば、事前に撮影する場所を決めて、場所を確保しておかなければならない。今回は日没から夜になるまでの撮影だったので、日没時刻の1時間前には撮影場所を決め、三脚やカメラの準備を始めた。Manfrotto Imagine More タイムラプスはどうやって撮る? 杉浦正範
  3. カメラに三脚をセット
    タイムラプスではカメラをセットしてから、一定間隔で何百枚から何千枚もの写真を撮り続ける。そのため、長時間カメラを固定しなければならない。また、夜景など野外での撮影は風もある。そのため三脚が必要だ。三脚は最低でもカメラとレンズを合わせた重量の2倍の積載量があるものが良い。今回利用したのは、マンフロット MVH500AH,755CX3のビデオキットだ。わたしは映画や音楽のミュージックビデオを撮ることがあり、この三脚は普段そのような動画撮影時に利用している。風景などの写真を撮影する際は、この三脚を使っている。また、今回利用したカメラはSonyのα7IIで、レンズはVario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSSだ。
    この三脚はマグファイバーというManfrotto独自の剛性と軽量化を実現化し軽量なのに頑丈で、タイムラプスも安心して撮影できる三脚だ。Manfrotto Imagine More パンをロック
  4. 三脚とカメラで水平をとり、構図を決める
    三脚は脚を十分に開いて、安定した地面に設置したい。今回はアスファルトの上に三脚を設置できたので、撮影中に水平が狂う心配もなかった。三脚を設置した後は、カメラを雲台に設置する。ちなみにカメラを設置する前でもいいが、わたしは三脚でも水平をとるようにしている。Manfrotto Imagine More MVH500AH,755CX3
    Manfrotto Imagine More MVH500AH フルードビデオ雲台
    カメラを三脚にセットしたら先ず構図を決める。タイムラプス撮影開始まで時間に余裕があれば、満足するまで構図を検討できるので、やはり余裕をもって撮影場所を決めたい。構図を決めた後は、カメラに内臓された機能で再度水平をとろう。水平は風景写真に限らずとても重要だ。直感に任せるよりも、三脚やカメラについている機能で水平をちゃんととっておきたい。水平をとったら三脚と雲台をしっかりと固定して、水平と構図が狂わないようにしなければならない。動画撮影用の三脚の場合、パン用のネジが緩んでいたりすると、カメラに少し触っただけでせっかく作った構図がずれてしまうことがあるので、十分に注意したい。
  5. カメラのセッテイングをして撮影開始
    上記が終わったら、後はカメラのセッテイングをして撮影開始だ。わたしは夜景のタイムラプス撮影をする場合、露出はF8でISOは状況に会わせて変えることがあるが、今回はISO400で撮影した。時間の経過で光量が都度変わるため、写真1枚毎の露出時間は異なるが、最大で4秒ほどだ。そして10秒に1枚のインターバル撮影の設定をして約2時間ほど撮影した。露出時間は、自動でカメラが調整してくれるように設定した。

 

今回撮影した横浜のタイムラプス動画は以下でご覧いただきたい。なお、動画はiMovieでカラーコレクションをしている。
[vimeo width=”500″ height=”281″]https://vimeo.com/133948423[/vimeo]

ほぼ同じカメラ設定で、東京ビックサイトからお台場を眺めたタイムラプス動画も撮影した。
[vimeo width=”500″ height=”281″]https://vimeo.com/133974007[/vimeo]
タイムラプス撮影には時間がかかる。横浜で撮影した際は約2時間カメラの前にいた。カメラと一緒に綺麗な光景を眺めるのも良いが、わたしはInstagramに投稿するための写真の編集をiPhoneに入れたPhotoshopアプリで時間を過ごしていた。

また、もう一台のカメラで反対側に見えるライトアップされた船を撮影していた。

Manfrotto Imagine More 横浜港湾夜景

5.  最後に

今回はタイムラプスの撮り方ということで、日没から夜になるまでのタイムラプスの撮り方の紹介をした。身近なところであれば、自宅の窓脇に置かれ日光を浴びる観葉植物とその影のタイムラプスでも良いし、ベランダから見える街の風景でも良い。どれも時間の経過を描写する美しい作品となるはずだ。

 

スギウラマサノリ
2000年から2006年までニューヨーク大学で現代美術、国際写真センターで写真を学び帰国。現在はオリジナル作品を創るクリエイターのための作品投稿コミュニティPictboxの編集長をつとめる。また、映像制作チーム155worksの撮影監督として映画やミュージックビデオなどの撮影を手がける。
https://instagram.com/agitoy
https://vimeo.com/user9765499
http://photography.agitoy.com/
http://pictbox.jp/

※スギウラさんの撮影アイデア等、Manfrotto Imagine Moreでの記事はこちら

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